体制・制度の整備


企業リスクを軽減、または回避するためには、マイカー通勤を制度化して適正に運用することが必要です。その際は、以下の4点がポイントとなります。

@マイカー通勤の実態、通勤者を、企業が把握することが何よりも重要です。そのために有効なのが、マイカー通勤を「許可制」とすることです。そして、マイカー通勤の申請漏れがないかどうか、確実にチェックできる体制もポイントとなります。

Aマイカー通勤者には、企業が定めた条件で自動車保険に加入することを義務付けます。その際に、保険の基準を明確に定めることも重要です。

B単に義務付けるだけでなく、しっかりと保険に加入しているかの状況の確認も必要です。保険証券のコピーを提出させて、保険の基準を下回っていないか、必要にして十分な補償が得られているか 確認します。

C申請ならびに保険証券の提出は、毎年行うようにルール化します。保険は基本的に1年更新ですので、保険の継続漏れや条件の未充足が発生しないよう、毎年確認することが大切です。

企業リスクを軽減・回避するため、これらを着実に実行することで、管理ロードが発生します。その業務と企業リスクを削減するためのツールとして「マイカー通勤管理」の活用をご提案させていただきます。

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